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北海道大学 情報科学研究科 メディアダイナミクス研究室 Laboratory of Media Dynamics

異分野連携

生体信号処理

近年,人間から得られる生体信号(脳波やfMRI等)に関する研究が盛んに行われています.そのため,当研究室でも,生体信号処理に関する研究を行っています.特に,画像や音楽等のマルチメディア信号とそれらを刺激として人間に与えた際の脳の反応との関係に注目することで,従来のマルチメディア信号処理の分野での研究課題に対して,生体信号処理の技術を用いた新たなアプローチによる解決を試みています.

現在,測定技術および機器の発達に伴い,簡便にヒトから生体信号を得られるようになりました.しかしながら,それらの生体信号を活かした研究が未だ十分には行われていないのが現状となっています.そこで,当研究室では,脳波やfMRIによるヒトの脳に関する生体信号を用いた研究を先駆的に行い,従来のマルチメディア信号と融合した新しい技術の開拓を進めています.

医療画像解析

近年,ピロリ菌の感染と胃がんの発症には,強い関係性が存在し,ピロリ菌未感染者が胃がんを発症する確率は、極めて低いことが明らかとなりました.また,ピロリ菌感染の有無は,胃X線画像から診断が可能であることも明らかとなっています.そこで、我々は医師の胃X線画像診断の支援を行うために,胃X線画像から高精度にピロリ菌感染の有無を自動で判定する研究を行っています.

バイオミメティクス画像処理

生物の構造と機能の関係を発見し,それを模倣することで工学に応用する「バイオミメティクス」が注目され,微細構造を研究するために走査型電子顕微鏡で撮像された画像が急激に増加しています.これらの画像を効率的に管理するために,撮像された生物を自動で分類する技術が必要になります.我々は,電子顕微鏡で撮像された画像の特徴及び生物間の関係に注目し,生物を自動分類する技術について研究しています.

機能相関ライブラリ

必要なデータの特徴を質問(クエリ)として検索エンジンに入力することで、様々なデータにアクセス可能となりました。しかし、検索者は、常に明確なクエリを想定しているわけではありません。このため、明確なクエリがない検索者でも利用可能なエンジンが求められており、検索者の発想を支援する新しい検索が注目されています。発想支援型の検索エンジンである機能相関ライブラリは、具体的な応用として、バイオミメティクスデータ検索に活用されています。

惑星画像解析

近年, 科学技術の進歩により世界各国で宇宙開発や惑星探査が行われています.特に, 太陽系内惑星の中で, 最も地球と環境が近いとされる火星の気候や地形などを解析する研究が盛んに行われています.火星には, ダストストームと呼ばれる, 気候に大きな影響をもたらす砂塵の嵐の存在が知られており, このダストストームを自動で検出することが重要な課題となっております.そこで本研究では, 衛星から得られる膨大なデータを解析することで, ダストストームを高精度に自動で検出することを可能とします.

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