ABOUT メディアダイナミクス研究室とは


マルチメディア技術を駆使して知識獲得のプロセスを探る

大学院情報科学研究院(工学部情報エレクトロニクス学科) 教授 長谷山 美紀

専門分野: 画像・映像処理,音声処理,音楽処理,知識創出
研究のキーワード:画像復元、画像認識、映像意味理解、画像・映像検索、音楽検索

多様なデータを自在に操り,未来を創る最先端技術を実現

デジタル技術の浸透により人々の生活をより良いものへと変革するDX(デジタルトランスフォーメーション: Digital transformation)の概念が,2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱されました.現在では,デジタル技術が社会に普及し生活に欠かせない存在となっており,まさにDX時代の到来が現実のものとなってきました.次の社会の創造の中心をデジタル技術が担うことは間違いないでしょう. 当研究室では,多様な側面からデータを解析することで,社会課題の解決へ向けたイノベーション創出の源泉である「知」を創出し続けています.フロンティアを切り拓く独創的な新技術の提案に留まらず,その社会実装までを目指すことでDXを牽引し,AIと人間が協働する新しい社会を創り出すべく研究を行っています.

融合領域研究を推進し,実社会の課題解決に挑戦

当研究室では,一般の画像・音楽・映像に加えて,医用画像,社会インフラデータ等,多岐にわたるデータを研究対象として扱います.産学官・地域連携を推進し,実社会応用を念頭においたマルチメディア解析技術の研究を実施しています.世界では,多様な人材が集い,融合領域研究を行うことで先駆的な研究成果が日々創出されています.例えば,シンガポール国立大学と米国デューク大学では,Team-based learning (TBL) と呼ばれる新たな教育を国際連携により実現しています.また,米国ペンシルベニア大学では,研究成果を社会実装する仕組みが整備されており,研究成果が次々と社会実装される環境が整っています.当研究室では,これら海外の取組を参考として研究活動に取り入れています.多様なデータやテーマを対象とした最先端研究を通して,学術界へ貢献するとともに,実社会の課題を解決することを目指します.

社会と連携した実践的データサイエンス教育

アメリカ発祥の課題解決型学習 (Projecte-Based Learning) を研究活動の一環として取り入れています.研究室の力を結集して次世代マルチメディア情報推薦に関する実証システムを創り上げ,成果を一般市民に広く公開することで,社会貢献を行っています.既存の研究領域にとどまらず,実社会からも学びを得ることで,実践的な高度DX人材の育成を目指しています.